ソチ冬季オリンピック（五輪）ショートトラック３冠王のビクトール・アン（２９、韓国名アン・ヒョンス）が今季も健在だ。

ビクトール・アンは９日（日本時間）、米ソルトレークシティーで開催された２０１４－１５国際スケート競技連盟（ＩＳＵ）ショートトラックワールドカップ第１戦の男子１０００メートル１次レース決勝で優勝した。

残り３周で３位だったビクトール・アンはシンキ・クネフト（オランダ）とパトリック・ダファー（カナダ）が衝突する間に２人を抜き、パク・セヨン（２１、檀国大）の追撃をかわして１位でゴールインした。ビクトール・アンは競技後、パク・セヨンの肩をたたきながら笑みを浮かべた。

シム・ソクヒ（１７、セファ女子高）は女子１５００メートルでキム・アラン（１９、韓国体育大）を抑えて金メダルを獲得した。シム・ソクヒはＷ杯１１大会連続の金メダル獲得。新鋭のチェ・ミンジョン（１６、ソヒョン高）は１０００メートル１次レースで優勝した。男子１５００メートルではシン・ダウン（２１、ソウル市庁）が金メダルを獲得した。